タイトルって目を聞いてびっくりするものがありますよね。
先日のブログの続き、第2弾です。
プレゼンテーションで大変参考になる事例がありましたので分析してみました。
マコなり社長がオリエンタルラジオの中田敦彦さんへプレゼンした動画です。
いいプレゼン動画です。勉強を兼ねて、以下の通り細分化してみました。
すごいタイトルですね
1,このYouTubeを3回視聴し
2,文字起こし機能で、台本の分解してみました。
分解については
1)大まかな分解
2)1分ごとの分解
の2種類をを行いました。
3回視聴してみて
あらためて会話のキャッチボールに凄さを感じました。
おそらくステーブジョブズみたいにに練習に練習を重ねたのだと思います。
大まかな分析(時系列に考えてみました)
YouTube冒頭
会話のキャッチボールから 相手を立てて、称賛したあと 本題
フックのある言葉で
↓
YouTuberやめませんか
↓(以下↓は省略します)
理由について説明
自分が諦めていたことを相手はやっている、すごいとまた称賛
マコなり社長は自身自分の行動を省みた
相手のさらなる肯定へ
共通点を挙げる
お互いの仲間意識
反対の言葉も言ってみる
(不都合な真実など)
といいつつ、一番得しているのは中田さんだと論理的に説明
ここまできて、全部前置きと言う
さらに引きつけ、あきさせず、本題の提案に入る一緒に事業をやろうというのをここで言うのがすごい(最初に言わず、最初はYouTubeやめようとのフックのある言葉で表現した)
自分のやりたいことは楽しいことだと伝え、理解してもらう
本人に負担がある提案ではなく、楽しい未来があるとワクワクさせる
一度終わらせ、補足へつなげる
フォローも忘れない。
こんどはあっちゃんがマコなり社長を肯定する
将来やビジョンを共有し合う
今の社会の問題点を上げ、やろうしていることが意義あることだ説明
終了
大まかな流れだけでも、細かいエッセンス・要素が詰まっていてすごいプレゼンですね。
さらに、1分ごとに分析してみました。
細かい分析(1分後ごと)
0−1(分)共有
キャッチボールしつつエールの交換
↓
1−2 Give
相手に与えたいと伝える
↓(以下↓は省略)
2−3 双方向会話
どんどん質問してくださいと 一方通行ではない
3−4 提案(意外性)
聞き手を驚かせる
4−5 肯定
一転して相手を肯定
5−6
やらないことリストの提示
6−7
そのリストはただしかったけど、あっちゃんのほうがすごい事に気づく
7−8 嫉妬
芸能人だから、特別な存在だから
9−10 気づき
そうではなかった、やっていることがすごかった
10−11 承認
嫉妬したけど、受け入れたら凄さに気づいた
11−12 共通点・仲間意識
似ているところの説明
12−13 類似例の提示
あっちゃんと学校の先生について
双方で大事なこと
13−14 称賛
学びのきっかけを与えていること
14−15 一番得している人・承認
あっちゃんが得をしていること
15−16 本題へ
15分時経ってから本題へ
いきなり結論を言わずに15分興味を引きつける凄さ
16−17 具体例
あなたが必要だと伝える
17−18 時代性
トレンドに合っていると
18−19 パラダイムシフト
エンタメ✕学び
聞き手の得意なことを提案する
19−20 タイトルの種明かし
20分後に種明かししてつながる
経営者になりませんか?
やはり、相手の得意・興味のあることを提案する
20−21 夢
日々の忙しさ・夢・ワクワク
21−22 楽しみ
お金儲けではなく楽しみたいんだということ
22−23 エールの交換
あっちゃんの感想
惹きつけたからこそもらえる称賛
23−24 ビジョン 希望 やりたいこと
日本の未来・社長像について
24−25 共有
自分のビジョンも共有
25−26 お互いの同意
理解が深まり、プレゼン交渉成立!
26−27 社会的意義
再度日本の教育問題へ
27−28 社会的意義2
民間がやる重要性
28−29
まとめ
あっちゃんひとりにむけて行うプレゼンなので、性格や好きなことを入念に研究し、承認欲求を満たしてあげるつくりになっていると思います。
・自分の失敗談+相手のすごさを認める
・自分との共通点から仲間意識をつくり
・あっちゃんの興味があることに重なるような提案
・社会的意義
・未来に必要で求められている
・夢、ビジョンの共有
によって見事なまでストーリーでした。
序盤から飽きさせず、15分立ってから本題に入るところに凄さを感じます。
人間は10分で飽きがくると言われていますが、みごとなまでに聞き手を引き続けていますよね。
このようにプレゼンテーションを細分化して分析し、自分に取り入れられるものを吸収して、自分のプレゼンに活かせたらともいます。2回に渡ってパブリックスピーキングについて書いてみました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。